悪縁を断ち、良縁を結ぶ
由緒
福岡県朝倉市の美奈宜神社(林田)の境内社として鎮座する白峯神社は、悪縁を断つ、縁切りの御神徳の篤いお宮です。
第75代天皇である崇徳天皇は、父の鳥羽上皇から我が子でないと疑われ、1156年の保元の乱にて讃岐に流され、林田の雲井御所で約3年過ごされました。二度と京都の地を踏めることは出来ぬまま、8年後に崩御しました。
崇徳天皇が3年間過ごされた同じ地名の林田、つまりここ美奈宜神社境内に白峯神社が建立されたと伝えられています。明治45年再建記念に奉納された鳥居が現在も残っています。現在は崇徳天皇と同じ様に苦しみ悩む人々がなくなるよう、悪縁を切るご利益を求め、多くのご参拝がございます。
また、美奈宜神社は縁結びで有名な出雲の大国主大神をお祀りしていますので、本殿もお参りください。
御祭神
御祭神 : 崇徳天皇
第75代天皇である崇徳天皇は、父の鳥羽上皇から我が子でないと疑われ、1156年の保元の乱にて讃岐に流され、林田の雲井御所で約3年過ごされました。二度と京都の地を踏めることは出来ぬまま、8年後に崩御しました。
その後京都で多くの災いが起こり、上皇の祟りと言われ日本史上最大の怨霊となったと伝えられています。
崇徳天皇は、配流先の讃岐では大乗経の写本を作り、戦死者の供養と反省の証として京都の寺に収めてほしいと朝廷に願い出ました。しかし、後白河院はこれを拒否しました。
これに激しく怒った崇徳院は「この経を魔道に回向する」などと血で書き記し、爪や髪を伸ばし続け夜叉のような姿となり、のちに生きながらにして天狗になったと言われています。
御神徳
ご祭神の崇徳天皇は、讃岐の地で一切の欲を断ち切っておこもりされたことから、白峯神社は断ち物のご利益があると信仰されてきました。
また、戦によって心ならずも寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳天皇は、人々が御自身のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さいます。
男女の縁をはじめ、病気、酒、煙草、賭事など。昨今では、ストーカー行為などの悪縁を断つ御祈願も多数寄せられています。
全ての悪縁を切るご利益がございますので、ぜひお参りください。
御祈願
当神社の鎮座する境内である美奈宜神社で様々な祈願祭を執り行っております。予約制でございますので、社務所までお問い合わせ下さい。
※受付時間 09:00~16:30 年中無休
各諸祈願祭
- 祈願料 : 5千円
- ・同住所のご家族に限り。
- ・2つの御祈願は8千円。
- ・3つは1万1千円になります。
願い文
- 白峯神社
- ・御祭神:崇徳天皇
- ・御神徳:悪縁切り
- 崇徳天皇が、保元の乱(1156)にて讃岐國に流され亡くなった後、京都では多くの災いが起こり、上皇の祟りと言われ、日本三大怨霊の一人とされました。祀られるようになった崇徳天皇は、自分と同じ様に苦しみ悩む人々がなくなるよう、悪縁を切り、良縁を結ぶ事を願われました。願いを文に託して、白峯神社の願い文・みくじ掛けに結んでください。
- 美奈宜神社
- ・大国主命:縁結びの神
- ・素戔嗚命:厄除・健康の神
- ・事代主命:商売繁昌の神
- 出雲3神を同時にお祭りしている、全国でも数少ない神社です。願いを文に託して、美奈宜神社の願い文・みくじ掛けに結んでください。
縁切りお守り
- ・1体:800円
- 白峯神社のご神徳のある縁切りお守りをお分かちしています。お好きなものを選んでいただき、カバンなどご自身のお近くにお持ちください。
美奈宜神社
御祭神
- 中央殿: 大国主命
- 東 殿 : 素盞鳴命
- 西 殿 : 事代主命
出雲大社に祀られ、縁結びの神として広く知られる大国主命(大黒天・大己貴命)を御祭神とする美奈宜神社は、神功皇后摂政2年(202)の創建で、神功皇后ゆかりの神社です。
中央殿に大国主命、東殿に素盞鳴命、西殿に事代主神の出雲三神を祀っています。
『續日本紀』天平2年10月29日の条で「遣使奉渤海信物於諸国名神社」と記された名神社の一社と考えられ、『日本三代實録』貞観元年(859)1月27日では従五位上の神階が授けられたのを見ることができます。延長5年(927)の『延喜式神名帳』では、名神大社に列せられています。
アクセス
当神社の鎮座する美奈宜神社で承っています。